大阪からゾウがいなくなった。天王寺動物園のアイドル、ラニー博子48歳で天国へ。

大阪・天王寺動物園で飼育されていたゾウ【ラニー博子】が平成30年1月25日に天国へ旅立ちました。

死因は何だったのでしょうか?

「ラニー博子さん」と親しまれた名前の由来、やんちゃな性格に影響したかもしれない悲しい生い立ちとは?

今後、天王寺動物園に再びゾウが来る予定はあるのでしょうか。


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ラニー博子の悲しい生い立ち・性格は?

ラニー博子は、1970年に大阪で開催された万国博覧会を記念して、生後約6か月の赤ちゃんの時、インドからやってきたアジアゾウでした。

インドのヒンディー語でお姫様や女王を示す【ラニー】、万博にちなんだ【博子】を合わせて一般公募で名づけられました。

生後間もないラニー博子は日本に来る前、人間の密猟で(インドでは密猟が続いており、たくさんの象が殺されてしまう現状があるそうです)母象を殺され、死んだお母さんの側にいた所を保護されました。


出典;大阪市

しかも、心の傷を癒す間もなく、日本に来たため、ゾウ社会のきまりなどを知らず、元々天王寺動物園で暮らしていた年上のゾウ、春子やユリ子となじめなかったそうです。

不器用でやんちゃな性格と周りから言われるようになった理由はここにあるかもしれません。

3年前に亡くなり、映画化もされた先輩ゾウの春子との15年にも渡る、リーダー争いのための激しいケンカが有名で、年下にもかかわらず、物おじしないラニー博子の姿を見に来る人も多くいたそうです。


出典;なきごえ

ラニー博子に子供はいる?


出典;あべの経済新聞

ラニー博子には子供はいません。難しい性格もあり、動物園のスタッフさんは、パートナー探そうとしていたそうですが、叶うことはありませんでした。

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持病の足の病気が悪化。象は立てなくなったら死んでしまうの?

もともと、持病で足が悪かったラニー博子。平成29年の夏ごろから両方の前足の化膿が悪化し、少しずつ歩けなくなってきていました。薬を塗っても、鼻ですぐ取ってしまっていたのだとか。

今年の1月23日ごろからは展示スペースにも出られなくなり、24日の午後からは横になったまま立ち上がれず、25日の午後5時2分にぞう舎の中で、施設スタッフに見守られながら、48歳のラニー博子は眠るように天国へ旅立ちました。

象は体重が重いため、自分の体重で内臓を圧迫して循環器障害をおこして死んでしまうことがあるそうで、ラニー博子も内臓の圧迫が死因とみられています。

今後、天王寺動物園にゾウは来る?

ラニー博子が亡くなって、ゾウを飼育している施設は大阪府にはなくなりました。

天王寺動物園の園長は、ゾウを導入したいという思いはあるそうです!!

しかし、ゾウは国際的にも特に希少で、取引に厳しい規制があり、繁殖・種の保存・研究などの目的がないと飼育が難しいため、今後のめどはまだまだ立っていません。

48年間、大阪・天王寺動物園のアイドルとして、人々を楽しませてくれた、ラニー博子さんのご冥福をお祈りします。


出典;みんなのそら

天王寺動物園ではゾウの展示室に2月26日まで献花台を設けてられています。

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